また、行き違い

 前回、診療所側のミスで薬が足りなくなったのですが、おこられたので、薬を返しに行きました。そのとき、「これだけ預かる」と言われて、トリプタノール線維筋痛症に効果があると言われている)を、渡したのです。だから、その後、その薬は飲んでいません。
 ところが、ぐっと悪くなって、へろへろの姿を見て、「トリプタノールをやめたからだ」と言われてしまいました。
 はあああ?っておもって、思考能力が消えました。結局、べつの抗うつ剤を飲むことになりました。
 こうして、どんどん、私は自分のことが何も言えなくなって、先生のごきげんばかりうかがって、今までと同じ、気を遣うばかり。
 医師側は、性格とか感情とか「アタマ」とかいうことばかり問題にして、きりきりとしています。
 性格を、変えたら、治る?抗うつ剤で、性格が変わる? 堂々巡り・・・

 今の先生は、私の症状は(病状ではない)、アタマの所為だといいます。性格の所為だともいっていました。自分の思い通りにならないと気が済まない人がなる、といってます。

 元の先生に「何回言わせたらわかるんだ、アンタは強直性脊椎炎」と怒られるほど、私は自分の病を信じませんでした。元のセンセの紹介状は、岐阜県では誰も相手にしないし、元々通院していた精神科の先生には、「そんなにいやならおれがいってやる、アンタは難病でもなんでもない、身体表現性障害だ」とおこられてました。

 身体表現性障害のまえは、「リウマチ」で、これも、血液検査の結果、違うのだとべつの先生から言われて、リウマチの先生は、私の手からリウマチ手帳をひったくってどなったのよ・・・

 友の会の先生は、元の先生の診断に真っ向から反対で、私の症状は、田舎の主婦が、世間知らずで、嫁として苦労していると、一時的になるだけで病気でも何でもない、とおっしゃってます。

 強直性脊椎炎は若い男性しかならないので、田舎のオバサンはゼッタイならないのだ、と力説していました。

 私はこれまで、どの先生に対しても、ずいぶん我慢したと思います。性格まで否定されて、異常な精神だと言われても、難病だと言われても、どちらも受け入れがたく、信じられないのです。できれば医師になど通いたくないのです。どうしたら、医師が機嫌良くなるのかわからないのです。

 今自分が苦しんでいる症状に、なんとか対処して欲しいだけなの。
「治らん」とか「頭の所為」とか言われても、私にはどうしようもないのです。

 今の先生は、以前交通事故以前のトラウマを書いてこいとか、悪くなった原因は「いやなことがあったのか」とか、わけわかんないことをいってる。

 今まで生きてきた、田舎の主婦とか、世間知らずとか、趣味がないとか、そんな生き方まるまる否定して怒られても、どうしていいかわかんない。

 滅多にない病気だから、該当であるはずがない、という医師が多いのですが、私は自分の病気が滅多にないことも知りませんでした。

 元先生の著作を読む限り、滅多にないどころか、すごく多い病気だし。

 今まで巡ってきた、医師の酷い言葉を思い出すだけで、混乱して、悲しくて、立ち直れないのでした!